東京都新宿区の蜂駆除専門業者　害虫害獣駆除本舗

こんにちは。東京都の害虫害獣駆除本舗です。

先日環境省からのご依頼で国立公園である新宿御苑にてスズメバチの駆除及び特大のスズメバチの蜂の巣の撤去作業を行ってきました。

通行人の方から管理局へ連絡がありハチの巣の存在に気が付いたとのことですが、蜂の巣は地上から10メートル近くの木の枝先に作られていて蜂の巣としてはこれ以上ないくらいの高所に作られているため日々大勢の方が行き来していたにもかかわらず発見されるのに時間がかかったようです。

写真の中心部に小さく映っているのがスズメバチの巣です。地上からとったためかなり小さく見えますが長手で70センチくらいあります。この写真は環境省の職員の方と事前打ち合わせと現地調査を行った際に撮影しました。

この蜂の巣の下がフェンスになっていて行動と隣接している場所となっています。新宿区という地域柄と、新宿御苑という認知度の高い国立公園ということもあり新宿御苑に面している道路の交通量は多く、今まで蜂に刺されたという報告が一度もなかったようでこれは奇跡としか言いようがありません。

作業日にはこの現場付近の道路を通行禁止にするために管轄の警察署で所定の手続きを行い道路の使用許可を取って近隣の住民の方や通行人の方の安全を確保しました。

作業日当日は大型のクレーン車を用意してクレーンのカゴに作業員2名が乗って蜂の駆除作業を行いました。その他通行人への声掛けや交通整備などで10名弱のスタッフが地上にて従事しました。クレーンのカゴに乗ってはいるものの木が生い茂っているためすんなりと蜂の巣まで到達することが出来ず、少しづつ木を伐採しながらっ駆除できる環境を整えていきました。恐らく100匹以上はいるであろうスズメバチの大群に常時襲われながらの伐採作業でした。伐採作業が進むにつれて蜂の巣との距離が近づいてきます。近づくにつれて襲ってくる蜂の数も増え、数百匹から1000匹近くはいるのではないかと思うほどの蜂が作業員2名の体を覆うように攻撃をしてきました。かごの中には何リットルもの蜂駆除剤を搭載しており、近隣への被害も考えて手際よく蜂達を駆除していきました。地上にいた作業員は「雨のように駆除された蜂が地上に降ってきた」と言っていました。

蜂と格闘すること50分ほとんどの働き蜂を駆除することに成功しました。残すは女王蜂と護衛の蜂が残る蜂の巣の撤去になります。スズメバチの巣は出入り口が１つだけなのでその出入り口を蜂駆除スプレーで湿らせた綿を詰め込み逃走経路をなくしました。女王蜂を逃がしてしまうとまた新たな場所で蜂の巣を作ってしまう可能性があるのでまずは逃がさないことが先決となります。

蜂の巣は１本の枝にのみ付いて作られていたのでその枝ごと切り落としビニール袋に入れて蜂の巣駆除の作業を終えました。

最期は作業員全員で道路に落ちたスズメバチを回収してきれいにした上で全ての作業を完了しました。今回の蜂の巣駆除はかなり大がかりな作業となりましたが、公園に訪れていた方、近くの通行人の方、近隣の方、そして我々スタッフの誰一人として蜂に刺されることなく無事作業を終えることが出来ました。

弊社害虫害獣駆除本舗では1匹の蜂の駆除から高所の特大の蜂の巣の撤去までどんな内容にでもご対応することが可能となっておりますので、お困りの際はい気兼ねなくお問い合わせください。